令和7年4月29日(祝)第63回 北九州芸術祭 「お煎茶の会」が北九州市生涯学習総合センターにて開催されました。
<床> 軸:「茶烟永日香」 盛物:林塘幽趣 <正客定> 不老長春
お茶会の感想
今年のお茶会は、木々は若緑で、心地よい穏やかな日差しの一日でのお茶会になりました。
お茶会は、今年、63回目を迎えました。
お床は、「茶烟永日香」のお軸に 「林塘幽趣(若楓・紫蘭・山椒・シャガ)」の盛り物をし、正客定めは、「不老長春(松・薔薇)」としました。また、梅花ウツギやつつじ、あざみなど季節の花を配してお席の設えをいたしました。
お点前は、「末広点前」、扇面は、末広広がりで新しい年度の始まりのお茶会にふさわしいものにしました。
お菓子は、薄いブルーの「瑠璃から草(ネモフィラ)」茶葉は、家元好みの「瑞峰庵」お茶の芳しい香りがあたり一面に漂う新緑の林の中の池のほとりで、お茶を楽しんでいただきたくことをイメージした席作りにしました。
毎年、煎茶の文化を少しでも皆様に知っていただきたいと思い、お客様の層を広げる取り組みをしております。
ご家族で友人同士でという方はもちろんのこと、かねがね煎茶文化に興味をもっていたのだが、出会う機会がなく、芸術祭のチラシでご覧になっておみえになった高齢の男性の方など。
やはり、広報活動は大切だと茶会担当者で話しました。このお茶会がさらに続いていけるように気持ちを新たにいたしました。
報告書の記入者 中村 翠道(道子)
ご報告ありがとうございます。
幅広い方へのご案内は大切ですね。新たな方々に煎茶道の魅力を感じていただきましょう。
小倉北支部のますますのご活躍を楽しみにしております。
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