リバプールから電車で約3時間ロンドンへ移動し、リージェントパークへ向かいました。
今回も荷物持ちで夫にも同行してもらいました。
今回は、日本茶業中央会の皆様とご一緒でしたので、イベントでよく起こるヨーロッパあるあるは全くなく、不測の事態に備えて持って行ったものは使用せず済みました。さすが日本のスタッフは違います。感動ものでした。
会期は5日間でしたが、中日(6月13日木曜日〜15日土曜日)の3日間参加しました。
Taste of Londonというテーマで飲み物と食べ物を味わう催しでしたので、参加者はお祭り気分で各ブースを回っていました。
皆様、煎茶道体験は初めてで熱心に見入っていました。
あるお客様は『周りは音楽がなって騒がしかったが、今このお点前の時間は耳も心も集中して、瞑想の様な時間だった』と感想を述べて下さいました。
煎茶道の心が伝わってとても嬉しかったです。
英国は天気が目まぐるしく変わるので「英国の天気は一日のうちに四季がある」と言われています
会期中は、曇り→大雨→晴れ→雨→風と続き、3日間共強風が続いていました。
用意したお干菓子はすぐに風で飛ばされてしまいましたので、丸盆で抑えてお点前をしました。
3日間で15回デモンストレーションをしました。
カジュアルなイベントでしたので、お点前は2煎お出しして片付けの所から質問コーナーにして、
質疑応答したり、急須の中の茶葉の開き具合をお見せして玉露の特徴の説明をしたりしました。
会場に来られた皆様が、緑茶を味わい、そこから煎茶道への繋がりが続いていく事を願っています。
以上でございます。
室岡久美子
ご主人様にも煎茶道の解説をしてくださり、現代人が忘れがちな感謝のこころや生活の中での必要性などわかりやすいご説明が、より興味を持っていただけるのだと思います。
引き続きのご活躍を同門一同楽しみにしております。
コメント