カテゴリ: お稽古日記
スイスからお稽古便りをいただきました。
スイスのお稽古便りいただきました。
3年ぶりの対面でのお稽古ができました。
ローザンヌで対面でお稽古できていた事が、本当に貴重だったと改めて認識致しました。
5月27日金曜日午前と午後お稽古しました。
・棚点前(通しと割り稽古)
・お部屋の入り方、お軸の拝見
・第一童子第二童子(お運び、引き方、運び盆の持ち方)
・足の運びの練習
・襖の開け閉めの練習
などお稽古致しました。
デモンストレーションを行ったPatisseries
Japonaises, OSIOさんは、韓国人のクニョンさんで京都の製菓学校のご出身で専門士です。
お稽古を始めた所でしたが、お店オープンのため現在はお稽古お休みしております。
ご主人のフランチェスコさん(イタリア人)とは日本で知り合ったそうで、お二人の共通語は日本語です。
今回は、主菓子を用意して下さいました。
いつも、ローザンヌへ行く時は、できるだけPatisseries
Japonaises, OSIOでデモンストレーションをしております。
5月25日水曜日は3回デモンストレーションを行いました。
皆様、初めて体験する煎茶道にとても興味を持って下さり、
どんな時にお点前をしますか?お茶碗を置くときに手を回しながら行うのはなぜですか?など質問がありました。
また、日本の文化に親しみのあるファビエンヌさんは、「煎茶道の中に禅の精神を見ました」とご感想を述べて下さいました。
7月は英国リバプールで、8月13日はリバプール郊外(タットンパーク)でのデモンストレーションを頼まれました。
一時帰国がままならず、私自身のお稽古ができていない事が気になる所ではございますが、
できる事を少しずつでも行っていこうと思い臨んでおります。
これからも、ご指導よろしくお願い申し上げます。
お家元様、皆様のご健康が守られ、
小笠原流煎茶道が益々ご発展していかれます事を祈念しております。
私たちも、まずは出来ることからはじめましょう!
英国、スイスでの益々のご活躍をお祈りしております。
稽古風景
愛知県・豊橋教室から子供稽古再開のご報告いただきました。
実は豊橋もコロナが増えてきていますが、子どもたちも親御さんも純粋に再開を喜んでくださりました。日本文化のなかにつまった優しい気持ちや強さを知ることで、自己肯定感も上がると思っています。形でないものを子どもたちは感じてくれているからこそ続けてくれていると思うので、これからも子供たちの為にも煎茶道を伝えていきたいと思います。
子どもたちや、社中のみなさんには、学校や職場とはまた違う人間関係を、お茶仲間の心地よさをずっと感じていただけるように、みなさんを大切にしたいと思っています。

村田先生 お稽古の再開おめでとうございます。とても嬉しく拝見しました。
お子様方が一番にお稽古を待っていてくれたのは嬉しいですね。このような状況ですが、消毒等には十分にお気をつけてくだされば、出来る範囲でスタートされることを応援致します。
思いやり、謙虚さ、辛抱、肯定感…点前以外からでもたくさんの学びをお伝えしてあげてください。
益々のご活躍をお祈りしております!