小笠原流煎茶道便り「日々是好日」

関西を拠点に、日本各地・海外において小笠原流煎茶道の保存と伝承を図るとともに、煎茶道文化の普及活動を行い、日本文化の向上と発展に貢献する 『小笠原流煎茶道』の公式ブログです。

関西を拠点に、小笠原流煎茶道の保存と伝承を図るとともに、
煎茶道文化の普及活動を行い、日本文化の向上と発展に貢献する
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カテゴリ: お茶会

スペイン:バレンシアでのお煎茶会のご報告を申し上げます。

友人夫妻のご子息の結婚式に参加するためスペイン:バレンシアへ行きました。

スペイン在住の友人に、バレンシア平和茶道会と着物クラブのメンバーを紹介してもらいました。
メンバーの皆様へ丸盆点前をご披露し、煎茶道を体験して頂きました。

平和茶道会のメンバーは和菓子も自作するほど、日本文化を徹底的に学び、尊敬の心をもって学びをしている方々です。

煎茶道体験会にお越しになられた皆様と

場所を提供して下さったバブルティーショップオーナーのミリアムさんは、あと2週間ほどでご出産ご予定でしたが、他のメンバーと同じく浴衣をお召しになってのご参加でした。

この日(2023925)は、とても暑い日でした。

 丸盆点前

今回は、小笠原流煎茶道とバレンシアの皆様とのつながりを意識して、

お道具はスペインの国旗に合わせて、朱色で揃えました。

 とらや羊羹

お菓子は、とらやの羊羹を使用しましたが、日本の事を熟知しているメンバーは

『とらやの羊羹を煎茶道体験と共に頂くことができて幸せです』とおっしゃっていました。

 バレンシア3
バレンシア4

お点前終了後のご感想では、煎茶道の心:待つことの大切さ、道具を大切に扱う事、静かな空間と時を感じる事などをお話しになられ、彼らの中に日本の心を見出す事ができ、こちらの方が学びと感動を与えて頂きました。

 バレンシア1

皆さまへ試飲
今回、参加できなかったメンバーにも是非煎茶道を体験してほしいので、又来てくださいとお願いされました。

ヨーロッパのどこへ行っても、煎茶道の素晴らしさと奥深さを皆様が求めていらっしゃる事を強く感じております。

 ご報告以上でございます。
スペインでの体験会ご報告ありがとうございました。ご結婚式に合わせて予定を組んでもらったのですね。バレンシア平和茶道会の方々にとって煎茶道は初体験だったのでしょうか。日本の煎茶道文化についても知っていただける良い機会となりました。またご出産間近なのにお着物でご参加の方もありうれしく思います。お写真からみなさんの真剣な様子や室岡先生の一生懸命なお姿も拝見できました。バレンシアに合わせた赤絵の道具に赤い虎屋の羊羹、そして月見の懐紙も素敵です。
いつもうれしいご報告ありがとうございます!

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917日日曜日カルダーストーンズ公園で行われたヘリテイジイベントに参加致しましたので、ご報告申し上げます。 

公園の名前にもなっているカルダーストーンズという発掘された石が展示されている歴史的な公園でヘリテイジ(遺産・伝統のことを意味する英語表現)イベントが行われました。
カールズストンパークの石
日本のお琴の演奏に始まり、演歌、中国の踊りと合唱、ダンスなども行われました。

煎茶道はステージとなりの場所を設営してもらい、丸盆点前をご披露しました。

見学のお客様へは冷玉露をミニカップで試飲して頂きました。

お客様の感想
お点前
 
今回は、遺産や伝統を意識したイベントでしたので、公園の石や植物とのつながりを考えてお道具を選びました。今回は土を意識して沖縄の日賀先生より譲り受けました陶器やちむん(沖縄焼き)のお道具を使用しました。お茶托と運び盆は琉球漆器です。

 やちむん(沖縄焼)

沖縄は琉球時代、中国や韓国更に南の国との交流が盛んでしたので、その事も想いお道具をセットしました。イベントには中国の方も沢山て出おられましたので、英国、日本、その他の国とのつながりを再確認するひと時になったと思います。 

お着物は、公園に植わっている松と楓のお柄にしました。

 

今回もイベントあるあるが起こりました。予定していたサイドテーブルがなく、お点前の時間も急に変更になるなどありましたが、何とか対応できました。 

多くの方に小笠原流煎茶道を見て頂けた事は本当にありがたかったです。

 

以上でございます。

 室岡久美子

室岡先生、続けてのイベントご参加、またご報告をいただきありがとうございます。会場に合わせての道具選びも参考になります。琉球塗りの赤にやちむんはとても映えますね。日賀先生はじめ沖縄の皆さんも喜ばれていると思います。今回も主催者の方と行き違いがあったのですね。そこまで想定され臨機応変に対応なさるのは流石です。
お写真では会議机1本で水場もなさそうですので…今回も大変だったと思われます。
日本でも彼岸を過ぎると茶会が増えてきますが、どんな会場であってもやる気次第ですね。
売茶翁も次のようなことを話しています。
「心に欲心なければ、身は酒屋・魚屋、はたまた遊郭・芝居にあろうが、そこがその人の寺院である」
気持ちの持ち方でどこででも修業ができるしお茶も振る舞えるということですね。
私たちも心引き締めて頑張りましょう。
引き続き、イギリスでのご活躍をお祈り申し上げます。

 

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イギリスのマンチェスター市でのDokiDoki日本祭りが終了しましたのでご報告申し上げます。 

99日土曜日お点前とパネルディスカッション
室岡3
室岡1
910日日曜日お点前

両日共、冷玉露を提供しました。ミニカップは200個用意しましたが、足りなくなるほどでした。
室岡8
室岡5

DokiDoki日本祭りはマンチェスター市(リバプールから1時間程東)のスポーツセンターの2つのホールで行われました。

日本の太鼓や演歌お琴の演奏、空手や柔術のデモンストレーションをなどがあり、一番盛り上がったのはマンガなどのコスチュームの女の子たちが音楽に合わせて踊る時でした。オタクのファンたちで盛り上がっていました。

https://www.facebook.com/DokiDokiFestival

 

煎茶道のコーナーに沢山のお方がお越し下さり、煎茶道のお点前は特別な宗教と関係がありますか?どんな時にお点前をしますか?とご質問がありました。

 室岡7

皆様、玉露のおいしさにとても驚いていました。特に若いお方が、この茶葉はどこで購入できますか?と熱心に質問してきました。

 

今回のイベントでも煎茶道のデモンストレーションを体験したのは皆様初めてとおっしゃっていました。茶道(お抹茶)は体験したことがある方が何人かいらっしゃいました。これから煎茶道が必要とされ喜ばれると確信しております。

 

今週日曜日(917)はカールズストンパークでのイベントがあります。

小笠原流煎茶道の素晴らしさをお伝えしたいと思います。

 

以上でございます。 

室岡久美子

お点前にパネディスカッション、それに玉露の冷茶も沢山準備されて大変だったと思います。外国ならではの質問もあり面白いですね。
「日本人はお点前をいつするのですか?」には、「どこのご家庭でも毎日のようにお点前するのですよ。家族団らんの時や気持ちを落ち着かせたいときには必ずね!」って、言いたいですね。
今週末にもイベントですね。どんな質問があったかまた教えてください。
ご報告ありがとうございました。

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メキシコからの若い女性が日本の女性のお連れの方と見えました。
また、下関市で観光ガイドをしている中国の方で日本の方と結婚されている女性のお客様が見えました。お二人とも日本文化に関心があり楽しんでいらっしゃいました。

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今回は、男性のお客様も多く、煎茶席についてのお話もよく聞いていただけました。男性にこのような機会をぜひもっていただきたいと思いました。

報告書の記入者  小倉北支部 中村 翠道 

残暑が厳しい中、竹深避暑が涼やかですね。正客定も立派な夏野菜でお客様も珍しがられたのでは?
今月は清雅棚ですね。今月末の呈茶にはお顔だししたいと思います。
小倉北・西・東三支部の皆様ありがとうございました。
 

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コロナもおさまってきた呈茶で、今回は、メキシコからの若い女性が日本の女性のお連れの方と見えました。また、下関市で観光ガイドをしている中国の方で日本の方と結婚されている女性のお客様が見えました。お二人とも日本文化に関心があり楽しんでいらっしゃいました。

写真1
写真2

盛り物 紫球琥珀
写真5

今回は、男性のお客様も多く、煎茶席についてのお話もしますと耳を傾けていただけました。
これからは男性にもこのような機会をぜひもっていただきたいと思いました。
写真4

報告書の記入者  小倉北支部 中村 翠道 

6月のお茶席でしたが季節のお花を飾られ、ゆったりとした席でお客様も楽しまれたことと存じます。これからは外国からの旅行者の方やもちろん男性方にもお席入りしていただきたいですね。
次回は10月1日にも予定されています。秋の小倉城も素敵ですのでみなさまぜひお越しください。

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