令和5年1月8日の家元初煎会に島根支部から6人が参加しました。
当日は初春に相応しい晴天で、恵まれた朝を迎え喜びと感謝の気持ちで
全てが目あたらしく不安と緊張です。初日の茶席で立礼席に入り、凛とした
空気があふれた中でのお点前は初めての経験です。
お水屋で後見の若宗匠様より、「落ち着いていつものお稽古の通りに」とお声を
かけて下さり、心の不安が軽くなり落ち着き、お道具を大切に扱いながら
小提藍点前のお披露目と決まってからは、永井先生、西坂先生の指導のもと
お稽古が始まり、鳥取から米子間を東奔西走の連続でした。
9月の検定のおりには、御家元様、副家元様の(基本を大切に)
(ここからがスタートですよ)との言葉を思い出しながらの日々でした。
私の小笠原流煎茶道との出会いは、松江城山大茶会でした。
お茶席での気品あるお点前、お客様をお迎えする心遣いに
迎え花、床飾り、盛物、お茶の美味しさに感動し、入門に至りました。
お茶会に出席する度に、素敵な彩り豊かな煎茶道に魅了された私でした。
これからもステップアップして参りたいと思います。
今年は私の特別な新しい年です。お免状に恥じないようにお稽古に励んで
参りたいと思います。
御家元様、副家元様、若宗匠ご夫妻様、お手伝いいただきました皆様に感謝
申し上げます。ありがとうございました。 島根支部木下翠廣
お便りありがとうございます。初煎会でのお披露目誠におめでとうございました。
点前直前の独特の緊張感は良い思い出になりましたね。とても落ち着いて綺麗にお点前されていました。
今年も講習会や数々の茶会も予定されていますので、またお会い出来る時を楽しみにしております。
支部の皆様にもよろしくお伝えください。