令和に年が改まり10月5日・6日に恒例の大茶会が開催されました。
松江城二の丸での茶席を大変楽しみにしておりましたが、台風18号の接近に伴い急遽カラコロ工房(旧日本銀行松江歴史的建造物)に変更になりました。
昨年に続いての変更でしたが、支部の皆様の協力で会場が整いモダンな建物の中に茶室が設けてある側でお茶会開催の運びとなりました。
去る9月に私は家元で教授検定を受けさせていただきました。私が初めてお煎茶のお点前を拝見させていただのもこの城山大茶会でした。その時お誘い下さいましたのが櫛田先生です。
日々の生活が少しでも潤うようになればと思い早速入門致しました。楽しみながらお稽古をしていましたが、この度先生方のお力添えがあり、これも何かのご縁かと思いお点前をお受けすることにいたしました。
当日は台風の影響も少なく茶室を背景に、秋草に囲まれ実りの秋の設えの中で、抱月棚の立礼で三席お点前をさせていただきました。
毎日のようにお稽古に励んでいましたがお点前は始めてです。大勢のお客様を前にして緊張と心配で一席目は無我無中でしたが二席目三席目あたりからやや冷静になりやっと落ち着いて流れが見えるようになってきましたらもう終盤です.
前日、竹中先生が美味しいお茶を差し上げる為には場所や道具で変化するので温度、茶葉、時間を何度も工夫されていた真摯なお姿を思い出しました。お客様に美味しいお茶をお出しできたのか不安でしたが、この経験をふまえ次の糧とさせていただきたいと思いました。失敗しながらも明るく笑い飛ばし,暖かくご指導して下さった諸先生方、支部の皆様、楽しいお茶会でした。
日本三大茶会の一つであるお茶会に参加できた幸せと感謝の気持ちでいっぱいです。これから一層稽古に励み、諸先生方のご指導を仰ぎ、精進してまいりたいと思います。
急遽会場の変更など大変でしたね。茶室には会記が飾られているのでしょうか?
お点前の足元には秋桜が飾られて、その上に月が出ているのですね。
11月には山陰地区での講習会、年明けには本部でのお披露目もございます。
正月には皆様とお会い出来ますこと、楽しみにしております。
山陰総支部の益々のご活躍を祈念しております。
ご報告有難うございました。