小学校では、1年生で箸についての授業があります。
箸の歴史から取り上げ方、持ち方、忌み箸、箸の種類など。
そして2年生と4年生で箸の扱いテストがあります。
箸の上げ下ろしから持ち方、使い方などを校長先生、副校長先生とチェックします。
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作法に関する考え方も時代と共に変化し、最近では右利きに矯正するということも少なくなりました。
お客様が左利きと事前に分かれば、最初から箸を右向きに置くケースも増えてきましたし、フォークやナイフのように縦向きに置く店舗も多くなりました。
それはそれで時代の流れなのでしょうが、日本の文化として箸のおき方や意味合い、美しい扱い方などは無くすことなく伝えていきたいと思います。
テストでは、座布団に座る前の挨拶から。
なかには緊張して思うように箸が持てず泣き出す子も。
小さな子たちが箸を持てるように一生懸命に頑張る姿、いつも応援したくなります。
卒業されるころにはきっと上手になっているでしょう。
がんばれ!