昨年の10月27日 第18回銀茶会のご報告です。
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銀茶会とは?(銀茶会2019HPより)
今年で18回目を迎える、銀座の秋の風物詩「銀茶会」
普段は席を同じくすることのない茶道五流派、煎茶道が一堂に会し、銀座の街が野点の会場となるスペシャルイベントです。ぜひ、日本の伝統文化であるお茶の世界をお楽しみください。img007 (2)
煎茶道は流派合同での開催となり、小笠原流煎茶道鎌倉支部長の佐々木先生は後見役(解説)としてご参加されました。

煎茶は江戸時代に中国より伝わり、18世紀に煎茶道の祖とされる
黄檗おうばく宗僧侶の売茶翁が京都の各処で茶店を開き、茶を通じ人間の在り方などを説法しました。その後、文人墨客により日本独特の「煎茶道」として確立されました。煎茶席には堅苦しい決まりはありません。亭主と客がお茶を通して交わり時間を共有し、一煎のお茶を楽しみます。和敬茶道倶楽部はお茶の楽しみを追求し、煎茶・抹茶そして流派を超えて日本が誇るお茶文化の魅力を伝えることを目的にNPOとして活動しています。(銀茶会2019HPより)

流派を越えて茶道文化を発信するこのイベントは銀座の中心街あちらこちらで行われており、人気のある茶会です。街ゆく人にお茶を愉しんでもらい、その精神まで知っていただけるのは江戸時代の売茶翁と同じ心境ですね。銀座の街中で煎茶を飲んで清談を交わし、現代人の心の目が醒めれば、きっと売茶翁も喜ぶでしょう。
佐々木先生ご報告有難うございました。