11月16日から18日に鎌倉建長寺にて「禅と茶道と鎌倉彫展」が開催されました。IMG_7030 (2)
11月17日は小笠原流煎茶道が茶席を担当
建長寺の得月楼の床には白浪先生の素晴らしい水墨画が描かれており、床には黄檗山達明前総長の「無心」の扇面と盛り物「高士清友」が飾られました。
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わざわざ、白浪先生が小笠原流煎茶道の茶席にご来席くださいました。この和紙は3.4m×5.7mと日本一大きいサイズで建長寺にある樹齢750年の柏槙をイメージされ、柏槙(龍)と月(珠)を表現した「柏龍戯珠」
月は宇宙の真理を意味しているとご説明いただきました。素晴らしかったです
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菓子は「唐松」玉露は八女の「秘園」お客様には大変ご好評いただきました。
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茶入には100年ほど前の鎌倉彫四君子茶入・了知作。結界・茶合も鎌倉彫三橋鎌幽作と三橋先生のご厚意により煎茶道具に取り合わせをして頂きました。
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今回はお茶会デビューの方たちも多かったのですが、緊張の中にもそれぞれがお稽古の成果をきっちりと出されていました
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吉田正道老師(大本山建長寺管長)にも貴重なお時間をいただきお席入りくださいました。
今回は待合での古箏の演奏や珍しい文房飾りなど、文人趣味を演出した煎茶席の設えが面白かったことと、美味しい茶菓に茶席内の和やかな雰囲気がお客様に大変喜ばれました。

ご来席いただきました皆様、ありがとうございました
また担当してくださった同門の方々も早朝から有難うございました。
関東地区は続いて今週末、東京美術倶楽部で東京大茶会もあります!
頑張ってください