6月23日福岡で日本文化に触れる企画ということで煎茶道体験の依頼がありましたので、福岡支部の皆様に講座を担当していただきました
主催者の方からお喜びのお礼状を頂戴しましたのでご紹介いたします。
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先日の講座では大変お世話になりましてありがとうございました。心より御礼申し上げます。
秀怜先生とお弟子の皆様方の細部にわたる心のこもった室礼、おもてなしのゆったりとした空間、時の流れ、そしてさりげないお心遣いに私をはじめ参加者全員が至福の空間を心より楽しませていただきました。そして秀怜先生の気品あふれたお姿、美しさ、所作、お言葉のすべてが感動の極みでございました。
ゆったりとした空間、時の流れ、そんな中で美味しい玉露をいただき、ゆっくりとした「間」をもって静かな空間を愉しむ。慌ただしい日常生活の中「心のゆとり」を持つことの大切さを身を持って学ばせていただきました。
またお弟子の皆様方には前日、そして当日も朝早くからのご準備、お手配と恐縮致しております。これも「小笠原流煎茶道のおもてなしの心」の極意なのでしょうか…私たちもその素晴らしい小笠原流煎茶道に触れさせていただき、学ばせていただきましたこと、大変幸福に思います。心より感謝いたします。~


講座終了後、お一人ずつご感想の発表を纏められたものを頂戴しました(12件)

・日本の訪問やおもてなしの細やかな作法について深い学びがありました。
・煎茶道と抹茶道の違いなど初めて知りました。
・お部屋に入った瞬間、室礼の素晴らしさに心が洗われました。
・時間がゆったりとした空間で、心穏やかな時を過ごせて幸福でした。
・気品にあふれて、先生の所作・話し方がとても素敵でした。
・日頃、慌ただしく生活しているので、こういったゆっくりとした時間を持つことの大切さを感じ、是非学びたいと思いました。
・人に注意したり教えるのではなく、見せて気づいていただくということが、小笠原流煎茶道のすばらしさと思いました。
・心洗われるような雰囲気の中で、美味しいお茶を頂いて大変貴重な体験をさせていただきました。
・平野先生のお話は深く面白く楽しかった。
・生活に密着した暮らしのお作法、生活の中での「間」の取り方、懐紙の使い方などこれから楽しんで生かしていきたい。
・是非教室に行って体験させていただき、子や孫にも伝えていきたい。
・日本人のおもてなしの精神と作法、振る舞いの極みに触れ、幸福感と次世代への継承を強く感じました。

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待合:半夏生
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床:瀧と紫球琥珀
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末広玉露点前

今回の講座は前半が、煎茶道についての講演、後半に煎茶席体験という形でした。
通常の茶会ではゆっくりとお話出来ないことや、小笠原流煎茶道の精神から設えの意味などもご説明頂けましたので参加者の方にもわかりやすくご理解いただけたのではないかと思います
お帰りの時には、早速お申し込みもいただいたようで、お客様にとっても充実した講座であったことがわかりますね
今回ご依頼いただきました和流ルネッサンス倶楽部の皆様も事前のご挨拶から講座後のお礼、ご報告まで大変丁寧なご対応をくださり有り難く思います。今後も貴団体の益々のご発展を心より祈念しております
最後になりましたが、福岡支部の皆様、素晴らしい講座の会を開催してくださり心より感謝いたします。また次回もよろしくお願いいたします