Lyonより空路Munichへ

在ミュンヘン日本国総領事館を表敬訪問の後、ロマンチック街道を経てFussenに入りました。

フュッセンの街並みや世界一美しい城で有名なノイシュヴァンシュタイン城を見学

この写真は城内からの景色です。

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ホテルではオーナーや男爵、観光大使が歓待してくださいました。

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翌日、市庁舎へ表敬訪問

我々一行のために、日本の国旗の掲揚や日本人形展まで開催してくださいました。


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美しい湖から見るお城。船上のランチクルーズにも案内いただきました。

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その後、Fussenでの煎茶会を開催し、地元名士の方々にも多数ご来臨いただきました。

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はじめての煎茶会に玉露を楽しまれるフュッセン市のヤコブ市長、與謝野在ミュンヘン日本国副領事、シュバンガウ市の市長、独日協会会長…

一煎の茶を通して学ぶ人間学に深く共感していただき、「是非、市民の方々にも経験してもらいたい」と嬉しいお言葉をいただきました。


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フュッセンでも煎茶会の成功を記念して集合写真♪

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その後、パーティを開いてくださり、ヤコブ市長自ら全員にお土産をいただきました。

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翌日、ミュンヘンで観光をしてから帰路につきました。

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第34回の海外文化交流会はどのイベントも充実した内容のものであり、フランス(パリ、リヨン)、ドイツ(フュッセン)の皆様にも大変喜んでいただきました。2020東京オリンピック・パラリンピックに伴い、海外でも日本の文化にはとても関心をお持ちです。
日本人が毎日お茶を飲むことから学んでいる精神性というのは日本人ですら気付いていないことがたくさんあります。今の時代は、私たち自身が更に日本の文化に目を向けて、日本人としてのアイデンティティーを見つめ直し、その素晴らしい精神性を国境を越えてお伝えすることが大切なことであり、やがて世界平和にもつながると確信しております。

ご参加いただきました皆様、ご関係者の皆様 ご協力ありがとうございました!




Teezeremonie+aus+ASHAIYA+


〈 記事の日本語訳 〉

心の静けさと内面の調和に出会う
 
くれぐれも間違った動きをしないように - これが木曜日、御茶会に招かれた30人のゲストの多くの脳裏によぎった思いであろう。この御茶会は、日本の芦屋市よりフュッセンを訪問した小笠原煎茶道の一行により、ハウス・ホプフェンゼーを会場に開催された。フュッセン市長パウル・イアコブをはじめ、招かれたゲストは、小笠原秀道氏による説明、デモンストレーションを通し、凡そ一時間に渡り、お茶の作法、またその背後にある哲学、芸術に触れることとなった。
 
梅津ゆみ子氏の通訳を介して、観光局長シュテファン・フリーデルマイヤー氏、(Hauptamtsleiter)アンドレアス・リスト氏らをはじめとする参加者は小笠原氏の話に注意深く耳を済ませ、初体験となる御茶会に参加していた。一方、イアコブ市長が「私達の日本との交流のモーター」と称するヴィルヘルム・シュヴェッケ氏は、このような雰囲気にはいくらか馴染みがあったかもしれない。
 
茶道の歴史、そこにまつわるお話を知ることができただけではなく、伝統的な着物を身にまとった主人から小さなお茶碗に注がれたお茶をどのように頂くか、という作法のデモンストレーションに引き続き、参加者全員が実際にお茶を頂く機会もあった。このような御茶会の目的の大きなひとつには「心の静けさと内面の調和に出会う」ということがある、との説明があった。また、お茶とともに、白豆と砂糖からできた和菓子も出された。小笠原氏がもう一つ大事なこととして述べられた「もてなす側ともてなされる側のお互いの尊敬、心の通い合い」は、その内容にふさわしい形で表現され、参加した客のそれぞれに受けとめられた。