

聖ヴィート大聖堂のスタンドグラス
ドイツでは先日の大洪水で大規模交通規制などがあり、チェコまで11時間もかけて行かれたそうです。
また世界中がコロナ禍で思うように活動できない中、陰性証明書を取りサプライズで着物まで用意され、一煎のひとときを楽しんでもらいたいと思うお気持ちが嬉しいです。
来週はスイスでのお稽古に行かれるそうです!
益々のご活躍をお祈りしております。
日 時 令和3年4月29日(祝) 9時30分~14時
場 所 北九州市立生涯学習センター
小笠原流煎茶道共同(小倉北支部・八幡東支部・水巻支部)
・掛軸 「友 諒」5代家元 ・盛物 平安長春 ・正客定 萬玉玲瓏
・比翼棚香羽点前(立礼) 設えは、北九州を代表する窯元「企救焼の茶器類」
一昨年からのコロナウイルス流行のため、2年ぶりのお茶会です。
当日は、朝から雨、雨、雨。
今回は、お茶券を例年の半数に減らし、席も10名と限定、7席としました。
感染防止対策とした、特に茶器類を、その都度熱湯洗いで万全を期しました。
又、一席毎に客席の消毒や部屋全体の風通し等々、従来以上の気遣いでお客様に楽しんで頂いたことが何よりです。 全席満席で終わりました。
今回のお茶会で、創意工夫することが要求され、新しい生活の仕方・楽しみ方を考える契機にもなりました。
おわりに、小倉支部・八幡東支部・水巻支部の「和の精神」でこのような時期に、お茶会を催すことが出来たことで、私達は少しばかりの安堵の気持ちになりました。
お茶会中盤には雨も上がり、雨に濡れた美しい新緑を眺めながら、帰路に着きました。 水巻支部 金谷 秀信
小倉北支部・八幡東支部・水巻支部の皆様、ご報告ありがとうございました。
感染防止対策に気をつけての開催でなにかとご苦労も多かったと思いますが、無事にお茶会が催されましたことはホッとうれしく思います。久しぶりのお茶会の様子は他地区の方々も懐かしんでご覧になられるでしょう。なによりも皆様のお元気そうな様子を拝見でき嬉しく思います。
また今回使われた企救焼きは同門紙106号(6月発行予定)でも取り上げていますのでご覧ください。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
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子ども伝統文化わくわく体験教室
この教室は兵庫県茶道協会の行事の一つで、この度関西総支部の三人で担当させていただきました。
丁度コロナの緊急事態宣言中でしたが、学校側は入室の先生の数を最小限の五人にして、机の間隔を空けたりして開催されました。
特殊支援学級児の個々の様子を前もって伺っていましたが、初めての面装なので内容の進め方が不安でした。そこで準備だけはしっかりしておいて当日の子どもたちに合わせながらやっていくことにしました。
体験当日は、まず最初に実物のお茶の木を見てもらい煎茶にまつわる話を簡単にしました。次に室礼のことで、一回目は「百寿大吉」二回目は「節分飾り」を盛り付けて、それを中心にして話しました。
子どもたちのつぶやきや意見を聞き逃さないでとり上げるように気を付けました。生き生きした表情で話しに乗ってきてくれていることを感じました。いよいよ実技です。
各人が煎茶を二碗ずつ点てます。黒板に点前道具を大きく描いた絵図を掲げて、これを指差しながら点ててもらいます。一碗はお客様の先生に、もう一碗は自分の分です。お茶とお菓子を「ご一緒にいただきましょう」のご挨拶をして味わってらいました。
一口一口大変おいしそうでした。苦いという子も二人くらい居たようですが。
二回とも実技内容は同じことをしました。
最後におみやげとしてお煎茶二人分を渡しました。家族とお煎茶を飲みながら楽しい時間を持ってもらえたら嬉しいなという願いがありました。実はこのことは副お家元様のご提案でして私にしたら思いもつかぬことでありがたかったです。
この会を終えて三人とも何より嬉しかったことは子ども達が一生懸命に取り組んでいたことと、全員が楽しかったと言ってくれたことです。
それからこのような体験会が一過性に終わらずに続けていただきたいということも話題になりました。
貴重な体験をさせていただきましたことに心より感謝してお礼申しあげます。
兵庫県茶道協会の事業の一環で昨年に引き続きのわくわく体験教室となります。
コロナ禍で心配されましたが無事に開催されて何よりでした。ご報告にもありましたが急須でお茶を淹れることや丁寧な仕草の美しさ、おもてなしの設えなど興味が沸いても子供たちにとって次の機会が無ければ忘れていってしまいます。ご家庭などでもお茶を囲んで今回の学びを生かしていただければ嬉しいですね。
小笠原流煎茶道では幼稚園、小学生という青少年育成事業も各地で開催されていますのでご興味ある方々は本部までお問い合わせください。
ご担当していただきました先生方、本当にありがとうございました。